Anthropicは2026年7月6日(現地時間)、カナダのアルバータ州政府がAI「Claude」と「Claude Code」を活用し、大規模なサイバーセキュリティ対策と情報システム刷新に取り組んだ事例を公表した。州政府は2025年からClaude OpusとClaude Sonnetを採用し、4億6600万行のソースコードを約20時間で解析し、脆弱(ぜいじゃく)性の発見や修正、保守性向上といった成果を得た。

6.5年かかる膨大なコード解析を「20時間」で完了した方法
 行政機関がAIを利用して情報システム保全へ取り組む事例として紹介された。行政サービスは住民生活を支える基盤であり、多数の情報システムへ依存する半面、古いソフトウェアや十分な記録が残っていないコードを抱える例が少なくない。アルバータ州政府は、自らの取り組みを技術文書として公開し、他の政府機関でも参考資料として利用できる形を整えた。