打倒PLを目指した道のり。中学生をいかにスカウトするかは重要なポイントだ。西谷監督が描く「いい選手」とは。

 「大げさに言えば、三度のメシより野球が好きな子。人柄も見ます。僕は食事している様子をよく見ますね。中田(翔)はいかつい中学生でしたけど、お弁当を小学低学年の子と会話しながら食べていた。『俺の卵焼きと、空揚げかえてくれや』とか言って。ほほえましい光景でした。この子は悪い子ちゃうなと」

 中田が中学時代までいた広島には、1年半で40回以上も通い詰めた。金曜夜に新幹線に飛び乗って、土曜の午前中に数時間だけ見て、高校のグラウンドに戻ることも。

 「ときめきですよ。妻が『また広島?』ってあきれてましたね。」